AIに敗れた囲碁界 レジリエンスの様相

AIに敗れた囲碁界 レジリエンスの様相

大石筍/MBビジネス研究班

328円(税込)
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さっと読めるミニ書籍です(文章量13,000文字以上 14,000文字未満(10分で読めるシリーズ))【書籍説明】本書は、人工知能(AI)に興味を持つすべての人のために執筆しました。2002年の頃のこと、未来の技術を予測する雑誌『WIRED』を創刊したケヴィン・ケリーは、検索だけに特化した小さな会社だったグーグルの社内パーティに出席していました。ケリーがどうして無料のウェブ検索サービスなのかと尋ねると、創業者のラリー・ペイジは、「僕らが本当に作っているのは、AIなんだよ」と答えました。そしてグーグルはロンドンにあるAI企業のディープマインド社を買ったのです。まさか、その会社が最強の囲碁AIを開発することになろうとは。筆者は1980年代、ある博識の先輩棋士から、「将来、学習コンピュータというものが開発されて、プロ棋士は勝てないよ」と伺いました。当時は、「囲碁だけは絶対コンピュータには負けない」と言われていた時代でした。周知の通り、囲碁は2016年に、世界のトップ棋士がアルファ碁に敗れました。AIとの向き合い方は、生きる上で、避けては通れない課題です。囲碁界が直面した現実と、その後の経過を知り、当事者意識を持ってお読みいただければ、大きなヒントになることでしょう。【目次】序章(1) 心の準備が間に合わない序章(2) 世界ランキングトップ棋士が敗れる第1章 電話回線を使っての遠隔対局の思い出第2章 天才たちのアプローチ第3章 一生かけてもプログラミングは不可能?第4章 学習用としての活用第5章 モンテカルロ法の出現第6章 深層学習と強化学習により、ブレークスルーが起きる第7章 筆者の受けた正直な印象第8章 「受容」の段階に入った囲碁界第9章 明らかになる謎と今後の課題第10章 AIとの共存第11章 今後の展開 筆者の妄想【著者紹介】大石筍(オオイシジュン)現役生活40年を超えるプロ棋士です。世界では増加する囲碁人口ですが、日本では減少し続けることに危機感をおぼえ、普及活動に取り組んでいます。囲碁の文化的な意義や、生活に役立つような知恵を発信するため、大学院情報学プログラムの修士課程を終了し、修士(学術)の資格を得ています。現役生活を続けると同時に、書籍との融合をはかることを模索するユーチューバーとして動画配信も続け、小学生からシニア世代まで、指導碁を続けています。今後は、囲碁の素晴らしさを一人でも多くの方たちに伝えるべく、執筆活動や動画配信に力を入れてまいります。

ジャンル
ビジネス
出版社
まんがびと
提供開始日
2025/5/2

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