
さっと読めるミニ書籍です(文章量14,000文字以上 15,000文字未満(20分で読めるシリーズ))【書籍説明】私は仕事上のストレスなどが原因で、30代始めに初めてメンタルダウンを経験しました。当時は「抑うつ状態」と言う診断名で休職しました。それ以降、復職と休職を繰り返し「うつ病」での診断で治療を継続していましたが、40代に入り主治医を替えたことをきっかけに処方薬の見直しをしたところ、躁転(躁状態になること)を経験し『双極症II型』と診断されました。現在も治療は継続中ですが、比較的、安定して生活を送れています。50歳になろうとする現在までの約20年間、精神疾患と共に生き、その中で『医師や医療従事者との上手な関係の築き方』『休職する時に知っておいたほうが良いこと』『復職してから気をつけたいこと』『知っておくと良い福祉制度』などを、身を持って知ることができました。本書は、精神障害者の先輩である私から、精神障害者の初学者であるあなたに送る、社会生活をより生きやすくするためのヒントとなる参考書です。もちろん、当事者の方だけではなく、そのパートナー様やご家族様、職場の管理職者の方々にも知っていていただきたいことでもありますので、ぜひ、ご参考になさってください。なお『しょうがい』の表記に関しては法律用語と一般用語で様々な議論がなされており、統一した見解が未だに得られていないため、本書(本編)では一律に「障害」と致しますのでご了承ください。【著者紹介】木村健一(キムラケンイチ)1975年岐阜県郡上市生まれ。思春期の頃からゲイであると自認。長く理学療法士として医療機関に勤務しつつ、夜間大学や大学院に通学し、社会福祉士の資格や修士号を取得。20代でHIV陽性告知を受けた際に心理カウンセリングを受けたがきっかけで、いつかは心理職として働きたいと思っていたところ、30代にメンタルダウンを経験。40代に双極症II型の診断をうける。しかしその後、産業カウンセラーの資格を取得したことをきっかけに、医療機関を退職。50歳を眼の前にして心理カウンセリングサービスを主軸とした事業を開業。現在は、自身のセクシャリティ・障害などを広く開示しながら個人事業主として活動中。
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